3-D(シャドーボックス)という題名にしていると、
3-D とシャドーボックスは違うというご意見が出てきます。
また、疑問を感じられる方もいらっしゃるようですから私なりにお答えしておきます。
15年ほど前、私がデコパージュを習った業者では 3-D と呼んでいました。
業者教室では額に入れていないものをペーパートール、額に入れてあるものを3-Dといいました。
他業者でも同じような額に入れてあるものをシャドーボックスと呼んでいました。
同じようなものに違う名前がつくのは何故か? 昔、私自身が疑問を持ちました。
ある時、某協会(解散して現在ありません)の指導要綱に触れる機会があり、調べてみました。
その協会が出来たのは30年ほど前ではないでしょうか。
私がデコパージュさえ知らない頃のことです。
協会ではデコパージュの様々な技法や液剤を考案し、テキストや分類も的確になされていました。
理論付けされた上のノウハウは、当時の私に影響を与えました。
その指導要綱中に Paper Tole 3 Dimensional Decoupage がありました。
また海外の本を読んでみた結果、ペーパートール、3-D、シャドーボックス、は同じものだと認識しました。
この数冊の資料を基に 3-D=シャドーボックス と私は位置付けしています。
私はその協会の会員ではありませんでしたが、
解散した協会の先生にたまたま出会い、ご教授いただいたことで様々なことを知ることとなりました。