3-D(3 Dimension)とは 縦・横・厚さの3次元(立体)を表現するものです。
この3次元を数センチの厚みで表現するのには、大まかにいうと
Back Ground(背景となるもの)、Middle Ground(中間景)、Fore Ground(前景)を考えなくてはなりません。
遠くのものは奥に、近くのものは手前に大きくなる・・遠近法をお考えになると良いでしょう。
そのほかにも考える要素がいくつかありますが、その辺の説明はご容赦願います。
使用するプリントの枚数はそれぞれ違うと思いますが、
少なくて同柄3~4枚程度、多くなると10枚以上をお使いになる方もいらっしゃるようです。
私が作品制作をする時は4枚が基本で、多い時でも6枚でした。
同柄のプリントをカットして遠近感を出すためシリコンボンドやビニールチューブなどを使い、高さを調整しながら、表情付けをして制作していきます。
こうして制作した作品を箱(額など)に入れたものは3-D(シャドーボックス)と呼ばれます。
私がペーパートールの作品という時には、ボックスに入れないものを指します。
ボックスに入れたものは3-Dとしています。
これにはご意見があるかとも思われますが、私の分け方です。